塗り壁DIYの乾燥時間は?触れるまでと完全に固まるまで

塗り壁DIYの乾燥時間の目安を、触れるまでと完全に固まるまでに分けて解説します。冬や梅雨に乾きにくいときの対処、家具を戻すタイミング、乾く前にやってはいけないことまでまとめました。

塗り壁DIYの乾燥時間は?触れるまでと完全に固まるまで|デコれるウォールのコラム

塗り壁の乾燥時間は、作業の段取りを決める要になります。いつ触れるのか、いつ家具を戻せるのか、2度塗りはいつできるのか。ここを読み違えると、せっかく塗った面に指の跡が残ります。デコれるウォールの数値をもとに、乾くまでの流れを整理しました。

この記事でわかること

  • 触れるまでと、完全に固まるまでの時間の違い
  • 乾く速さを左右する4つの条件
  • 冬や梅雨に乾きにくいときの対処
  • 乾く前にやってはいけないこと

乾燥時間は2段階で考える

塗り壁は「表面が乾く」のと「中まで固まる」のが別のタイミングで進みます。この2つを分けて考えると、段取りで迷わなくなります。

段階 目安 この時点でできること
硬化(表面が固まる) 通常24時間/夏場は12時間ほど 養生をはがす、そっと触れる、2度塗りを検討する
完全硬化(中まで固まる) 約1週間 家具を壁につけて戻す、フックなどを付ける

つまり、塗った翌日には見た目は完成しますが、壁としてはまだ育っている途中ということです。急ぎたい気持ちはありますが、この1週間を待てるかどうかで仕上がりの持ちが変わります。

乾く速さを決める4つの条件

1. 気温

気温が高いほど乾きは早くなります。夏場に12時間ほどで硬化するのは、このためです。反対に冬の室内では、24時間たっても表面がひんやりしていることがあります。

2. 湿度

空気が湿っていると、壁から水分が出ていきにくくなります。梅雨どきや、雨の日に窓を閉め切った部屋は乾きにくい環境です。

3. 塗った厚み

厚く盛った部分ほど、中の水分が抜けるのに時間がかかります。全体は乾いているのに一部だけ色が濃く残っているときは、そこが厚い証拠です。

4. 風の通り

空気が動かないと、壁のまわりに湿った空気がとどまります。窓を2か所開けて空気の通り道をつくると、目に見えて進みが変わります。

色が変われば乾いたサイン

塗りたては水分を含んで濃く見えます。乾くにつれて白っぽく、明るい色に落ち着いていきます。一部だけ濃い色が残っているなら、そこはまだ乾いていません。

冬や梅雨に乾きにくいとき

季節のせいで乾かないときは、次の順番で試してみてください。

  1. 室温を上げる:暖房で部屋全体を暖めます。壁に温風を直接当てるのは避けてください。
  2. 空気を入れ替える:暖房をかけたまま、1〜2時間おきに5分ほど窓を開けます。暖かく湿った空気を外に出すのが目的です。
  3. 除湿機やエアコンの除湿を使う:湿度そのものを下げると効果的です。サーキュレーターを使う場合は、壁ではなく部屋の空気をまわすように向けます。
  4. 待つ:冬に丸2日かかることもあります。焦って触るより、1日多くみておくほうが結果的に早く終わります。

※塗る作業自体も、気温が極端に低い日は避けたほうが無難です。屋外に面した冷え切った壁は、室内が暖かくても表面温度が上がりません。

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乾く前にやってはいけないこと

  • ドライヤーやヒーターの風を壁に直接当てる:表面だけが急に乾き、ひび割れを呼びます。ひび割れの原因と直し方でも触れていますが、急乾燥はいちばん起きやすい失敗です。
  • 家具を壁につけて戻す:完全硬化前は、押しつけた跡が残ることがあります。
  • 養生を乱暴にはがす:硬化前にテープを勢いよく引くと、縁が一緒に持っていかれます。表面が固まってから、ゆっくり手前に引いてください。
  • 塗った部屋で寝る:換気が十分にできない状態が続くと乾きが遅れます。作業後は窓を少し開けておける部屋にしておくと安心です。

2度塗りをするなら

下の色が透けるときや、模様を重ねたいときは2度塗りをします。1度目が硬化してから重ねるのが基本です(通常24時間、夏場は12時間ほど)。まだやわらかいうちに重ねると、下の層を引きずってムラになります。

なお、一度水で練った材料は保存できません。2度塗りのぶんは、そのときにあらためて混ぜてください。必要な量の考え方は塗り壁の必要量と費用の早見表にまとめています。

よくある質問

塗り壁が乾くまでどのくらいかかりますか?

デコれるウォールの場合、硬化には通常24時間、夏場は12時間ほどかかります。完全に硬化するまでは1週間程度みておいてください。

冬は乾きにくいですか?

気温が低く湿度が高いほど乾きは遅くなります。冬に塗るときは、暖房で室温を保ちながら定期的に窓を開けて空気を入れ替えると進みが早くなります。

乾く前に触ってしまったらどうなりますか?

指の跡が残ります。まだやわらかいうちであれば、その部分に少し材料を足して撫でれば直せます。硬くなってからの修正は、完全に乾いてから薄く塗り重ねてください。

家具はいつ戻せますか?

表面が乾いても内部はまだ硬化の途中です。壁に接する家具を戻すのは、完全硬化の目安である1週間ほど待ってからにしてください。

乾かすためにドライヤーやヒーターを直接当ててもいいですか?

おすすめしません。表面だけが急に乾くと、ひび割れの原因になります。室温を上げるのは部屋全体で行い、風は壁に直接当てないでください。

まとめ

触れるようになるまでが24時間(夏場は12時間ほど)、中まで固まるまでが約1週間。厚み・気温・湿度・風通しの4つで前後します。冬は暖房と換気を組み合わせ、風は壁に直接当てない。この2点を守れば、季節を問わず落ち着いて仕上げられます。

塗りはじめる前の準備は壁紙の上から塗れる塗り壁DIYの手順、道具は塗り壁DIYの道具リストで確認できます。

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